【生成AI×調剤薬局×Instagram】投稿文も画像もAIで作る!“映える”運用術とは?
はじめに|「SNSをやらないといけない」と思いながら放置していませんか?
調剤薬局の経営者の皆さん、こんなこと感じていませんか?
- 「SNSが必要なのはわかっているけど、時間がない」
- 「Instagramは若者向けのもので、ウチには関係ない」
- 「薬局の発信内容って何を載せたらいいかわからない」
もし一つでも当てはまったなら、この記事はきっとヒントになります。
今回は、調剤薬局でも無理なくできる【Instagram運用×生成AI活用術】をご紹介します。
しかも、投稿文も画像もAIが自動で作ってくれる時代です。
なぜ今、調剤薬局にInstagramが必要なのか?
Instagramは「検索ツール」として使われている
いまやInstagramは、Z世代~40代の主婦層にとっては「検索エンジン」のひとつ。
「近くの薬局 漢方」
「〇〇市 薬剤師 相談できる」
そんなキーワードで検索して、信頼できそうな薬局を探す人が増えています。
つまりInstagramは、調剤薬局にとって「信頼の可視化」と「接点づくり」の場になっているのです。
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【生成AI活用術1】Instagram投稿文をAIが“それっぽく”書いてくれる
よくある悩み
- 投稿のネタが思いつかない
- 薬機法を意識しすぎて何も書けない
- 写真を載せても文章が添えられず放置してしまう
生成AIでこう変わる!
ChatGPTやNotion AIなどのツールを使えば、以下のような文章を数秒で自動生成できます。
例:【知ってましたか?】
実は、ビタミンB1は疲労回復にとても効果的なんです!
食生活にプラスして、ドラッグストアでも手軽に補えますよ。
ご相談はお気軽に、〇〇薬局まで!
このような“薬に触れすぎない情報投稿”であれば、薬機法にも配慮しつつ発信ができます。
コツ:3つの投稿パターンをAIに覚えさせる
1. 健康豆知識系(例:花粉症対策、風邪予防)
2. 薬局の日常系(例:スタッフ紹介、棚の整理風景)
3. イベント告知系(例:健康相談会、LINEキャンペーン)
これらをテンプレ化してAIに指示すると、毎週の投稿が10分で完了します。
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【生成AI活用術2】Instagramの画像もAIでつくれる!
「うちは写真映えしない」という課題
調剤薬局はカフェや美容室のような「映える」素材が少ないため、Instagram運用が難しいと思われがちです。
でも、生成AIを使えば画像もつくれます!
以下のようなツールが活躍します:
ツール名 | 特徴 |
Canva(AI画像生成+テンプレ多数) | 直感操作+おしゃれなテンプレあり |
Microsoft Designer(Bing Image Creator) | 無料で高品質な画像生成 |
Midjourney(やや上級) | AIアート風の印象的な画像を作れる |
たとえばこんな画像が作れます:
- 「薬の正しい飲み方」をテーマにしたイラスト風画像
- 「薬剤師が教える健康習慣」風のバナー
- LINE登録キャンペーンの告知ポップ
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【生成AI活用術3】ハッシュタグ・投稿時間もAIで最適化
投稿文と画像が整ったら、次は「届けたい人に届く工夫」が必要です。
AIが提案するハッシュタグ
ChatGPTにこんな指示を出すだけで…
「40代女性向けの健康情報をInstagramで投稿します。適切な日本語ハッシュタグを15個提案してください。」
出力例:
#健康習慣 #予防医療 #体調管理 #毎日コツコツ #薬剤師のいる暮らし
#〇〇市 #調剤薬局 #セルフメディケーション など
ターゲットに合わせた発見性を高める投稿が可能になります。
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【生成AI活用術4】ストーリーズ・リールの台本もAIが考える
短尺動画やストーリーズも、今やエンゲージメントの高い手段です。
生成AIを使えば
• リール動画用のナレーション原稿
• ストーリーズの質問コーナーの文案
なども自動作成できます。
例:
「今日の健康クイズ!『風邪を早く治すために、熱が出たら汗をかくまで運動すべき?YES or NO?』」
このように気軽な投稿も、AIでネタ切れ知らず。
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【導入ステップ】調剤薬局が生成AIでInstagramを始めるには?
ステップ1:アカウントの再設計
• プロフィール文に「相談できる薬局」「LINEで予約受付中」などのメッセージを記載
• ビジネスアカウント化+連絡先ボタン設置
ステップ2:AIツールの準備
- ChatGPT(無料でも十分活用可能)
- Canva(無料プランからOK)
- Notion AI or Word(文章生成用)
ステップ3:週1投稿から始めてみる
• 健康情報+薬局の日常のミックスが効果的
• 投稿は15分以内で完了できるフローを作るのがコツ
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【成功事例】Instagramが“来局前の接点”に変わった
「B社調剤薬局」では…
Instagramで「花粉症対策」情報を発信したところ、DMでの相談が増加し、そのまま来局予約へ。
LINE登録者数は3ヶ月で1.8倍に増加。OTC売上も2割アップ。
「Instagram経由で患者が増えるとは思ってなかった」と経営者も驚いたそうです。
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おわりに|Instagramは、薬局経営の“第2の受付”になる
Instagramはもはや「若者向けのおしゃれSNS」ではなく、調剤薬局にとっては
「信頼される場所」「相談されるきっかけ」「売上につながる接点」になります。
それを“時間をかけずに”実現できるのが、生成AIの最大の魅力です。
もし「時間がない」「発信が苦手」という不安があるなら、まずは週1投稿・AI活用から始めてみませんか?
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次回予告
次回は、「調剤薬局の“患者対応マニュアル”を生成AIで自動作成!スタッフ教育の効率化術」をご紹介します!
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