コラム
相続時精算課税制度がより便利に!でも申告ミスに注意!
こんにちは!税理士の長岡です。今月は、令和5年度の税制改正で注目されている「相続時精算課税制度」の変更点についてご紹介します。
💡 相続時精算課税制度って?
60歳以上の親や祖父母から、18歳以上の子や孫へ贈与する際に利用できる制度です。累計2,500万円までは贈与税がかからず、相続時にまとめて課税されるという仕組みです。
🆕 ここが変わった!令和6年からのポイント
✅ 年間110万円の基礎控除がスタート!
これまでになかった年間非課税枠が追加され、使いやすさアップ!
✅ 申告はしっかりと!
贈与額が110万円を超える場合は、たとえ非課税の範囲でも申告が必要です。
✅ 「相続時精算課税選択届出書」の提出を忘れずに!
初めて制度を利用する方は、贈与税の申告期限までにこの届出書を出さないと制度が使えません。
⚠ 注意ポイント
✖ 申告を忘れると…
→ 2,500万円の特別控除が使えなくなるリスクがあります!
✖ 基礎控除があるからといって油断しないで!
→ 控除があっても、申告は必要なケースがあるので要チェック!
✨ ひとこと
制度の使い勝手は良くなりましたが、初めて使う人ほどミスをしがち。特に申告書や届出書の提出期限には要注意です。
「うちも対象かも?」と思ったら、早めにご相談ください♪
今月も最後までお読みいただきありがとうございました!
次号も、お金にまつわる「知らないと損する」情報をお届けします😊