もうネタに困らない!動物病院のSNS運用をラクにする生成AI活用術!!
はじめに:SNS、正直手が回っていませんよね?
「InstagramもLINEもやらなきゃと思ってはいるけど、忙しくて投稿できていない…」
「何を投稿したらいいのかわからない。気づけば前回の投稿から2か月…」
「SNS担当を任せたスタッフも、だんだん負担に感じている」
こんなお悩み、動物病院の現場ではよく聞きます。
SNSは、飼い主さんとのつながりを保ち、新規来院のきっかけにもなる大切なチャネルですが、日々の業務が忙しい現場では後回しになりがち。
そんなときこそ頼りになるのが生成AIです。
InstagramやLINEの投稿を“自動で考え、サポートしてくれるツール”として活用すれば、SNSの運用がぐっとラクになります。
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SNS運用を生成AIが変える3つの理由
1. 投稿ネタを自動で提案
「次は何を投稿すればいい?」という悩みに、AIが複数のアイデアを提案してくれます。
たとえば:
• 今の時期に多いペットの病気とその対策
• 院内イベントのお知らせ
• 院長先生やスタッフの“ゆる投稿”で親近感アップ
• 飼い主向けの「病気予防クイズ」形式の投稿
飼い主にとって有益で、かつ読んでもらえる投稿を“考える手間なし”で作成できます。
2. 説明文やキャプションを自動生成
「写真はあるけど、説明文がうまく書けない…」というときも安心。
ChatGPTなどを使えば、以下のような出力が可能です:
• 投稿写真に合う説明文の作成
• 飼い主にわかりやすい言葉への言い換え
• ハッシュタグの提案(例:#柴犬の健康 #動物病院の日常 など)
しかも、「優しく・親しみやすく」などトーンの指定も可能なので、院のブランディングにもつながります。
3. 投稿スケジュールの作成
1か月分の投稿を計画的に行うためのスケジュール案もAIが作成できます。
• 月のテーマ例:「春の予防接種強化月間」「シニア犬の健康管理」など
• 毎週の投稿計画:「月曜:健康コラム/木曜:お知らせ/土曜:クスッと笑える投稿」
「いつ・何を・誰が投稿するか」が明確になることで、投稿の継続が圧倒的にラクになります。
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Instagram × 動物病院 × 生成AIのベストな使い方
Instagramは写真中心のSNS。
生成AIは“文章が得意”ですが、画像との組み合わせで最大効果を発揮します。
具体例:
• 投稿テーマ:春の予防接種案内(フィラリアなど)
→ 写真:犬の注射風景 or 院内ポスター
→ AI生成文:「フィラリア予防、始めていますか?今年も予防の季節がやってきました。ワンちゃんの健康を守るために、早めの予防をおすすめします!」
• 投稿テーマ:スタッフ紹介
→ 写真:笑顔のスタッフや診療風景
→ AI生成文:「看護師の佐藤です。動物たちの笑顔と飼い主さんの安心が、私のやりがいです!」
• 投稿テーマ:お知らせ(休診日など)
→ 画像:診察カレンダー
→ AI生成文:「4月29日(月・祝)は休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。」
生成AIは、テンプレート化→応用→保存という運用にも強く、
「以前の投稿に似せてつくる」「別バージョンをつくる」といった対応もスピーディーです。
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LINE × 動物病院 × 生成AIの活用法
LINEは「通知力」に優れたツール。
生成AIを使えば、わかりやすく・親しみやすいLINEメッセージの作成も簡単です。
活用例:
• 予約リマインドの文章作成
→「明日は〇〇動物病院での予防接種のご予約日です。お気をつけてお越しください。」
• 季節性のお知らせ
→「気温の変化が大きいこの時期、ペットも体調を崩しやすくなっています。いつもと違う様子があれば、お早めにご相談ください!」
• イベント・キャンペーン告知
→「GW期間中のペットホテルキャンペーン実施中!ご予約はお早めに!」
口調・言い回し・スタンプとの相性などもAIに最適化させることが可能です。
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SNSに苦手意識がある先生へ
「SNSは若い人がやるもの」「自分には向いていない」
そんなふうに思っていませんか?
でも、今や飼い主の多くはSNSで情報を得て、病院を探し、口コミをチェックしています。
だからこそ、“情報発信できる動物病院”は信頼と安心を得やすいのです。
そして、生成AIは「SNSが得意ではない人」のために生まれたツールといっても過言ではありません。
「書くのが苦手」「ネタが浮かばない」という悩みも、AIなら一緒に考えてくれます。
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導入事例
• E動物クリニック(兵庫県)
Instagramの投稿文をすべて生成AIで作成。毎週1回の定期投稿が定着し、フォロワー数が1.5倍に増加。
• Fアニマルホスピタル(千葉県)
LINE配信文のテンプレをAIで構築。月3回の配信でもスタッフの負担ゼロで運用可能に。
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注意点と導入のコツ
• 画像とAI文のトーンを合わせる(写真が温かい雰囲気なら、文も優しく)
• 誤情報を防ぐために事前チェックは必ず人が行う
• 投稿頻度は“続けられる範囲”で設定(週1でも十分効果あり)
生成AIはあくまで“投稿アシスタント”。
あなたの「伝えたい想い」を形にするサポーターとして活用するのが理想です。
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まとめ:発信すれば“信頼”になる
SNSは単なる宣伝ではなく、「この病院なら安心できそう」と感じてもらう“信頼構築”の場。
そして、続けることで飼い主との距離も縮まり、口コミ・紹介へとつながります。
忙しいあなたの代わりに考え、書き、提案してくれる生成AIと一緒に、
“無理なく、でもしっかり届く”SNS運用を始めてみませんか?
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次回予告!!
次回は「動物病院の業務改善に直結!生成AIで作る“スタッフ用マニュアル”の作り方」をご紹介します。
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