今日は、夏休み生活に入る前の最終通学日の終業式でした。
この日は、全校生徒で集まり終業式を行いその後、各教室にて担任より1学期の成績表「あゆみ」を受け取ります。

成績表の見せ合いの禁止!?
私が小学生の時は、もらった瞬間みんなで「たいへんよい」の数何個あった?など、中身は、見せないにしても、言い合った経験があります。
自分より多かった子がいたら「すごい!」と褒めたり、「くそ!負けた!!」など悔しさを出したりとしていました。
しかし今は、成績表を配る前に先生より、
「中身をみたら、すぐにカバンにしまって、成績について話し合わないように!」というようなことが言われているようです。
なので、他人の成績や自分がどのぐらいの位置にいるのかなど把握することができない時代になっているようです。
成績などで、いじめがあったりするのでしょうね。
これこそ「昭和」→「平成」→「令和」への時代の変化なのでしょうか。
わたしの家庭での評価方法について
学校から帰ってくると、息子らは、成績表を私に持ってくるようにしています。
成績表の「たいへんよい」の欄に○がついた数×100円を渡しています。こうすることで他人と比べずに自分と比べることができます。
次男もいるので、兄弟間では、競争が起きますが。これはこれで、他人と競うということが学べるのでいいのかと思います。
少年野球もやっているのですから、競うことをしてもらわないとと思います。
今回の成績表は、1学年上がった初めての成績表のため、担任の評価の仕方などをみるいい機会としています。
長男は、もう5年生ということから、担任も、どのように頑張れば「たいへんよい」に変わるのかを、渡すときに伝えているようです。
こういったことを言ってくれる先生は、初めてです。(もしかしたら、今までの先生も本人に伝えていたのかもしれませんが。帰ってくる頃には、わすれてしまっているのかもしれません!笑 そうであったとすれば、我が子の成長を褒めてあげないとですね!笑 まぁ、この点は、わからずじまいなので、闇に葬りましょうか!笑)
2学期以降の成績表が楽しみます。
明日から夏休み!約1ヶ月間が開始!
親として初の試みをしようと思います。
それは、スケジュールを作らせることです!
約1ヶ月の休みがありますが、実際は、土日祝は、少年野球でつぶれてしまう。
また、ところどころ家族で予定も入っているため、その日は、宿題が出来ない。
そうすると、稼働日数は、何日になって、どれをどこまでに終わらせるのか。考えてもらおうと思います。
長男は、夏休みの宿題意外にも、通信教育をしているので、それも加えたスケジューリングをしてもらおうと思います。
我が子は、夏休みぎりぎりまで宿題をしているイメージはないですが、計画を立てること、実践していくこと。そして、実践通りに行かないこともある日が出てくるので、その場合は、どう穴埋めをするのか。
長男には、そのようなことも求めようと思います。
次男は、計画通りにできたかどうかを把握してもらう練習をしてもらおうと思います。
むすび
自分の時代では、当たり前であったことが、現代では、禁止されていることが多くあるのではないでしょうか。
今回は、成績表を例にお伝えしましたが、他の点でもあらゆるところで見受けられます。
例えばですが、
・幼稚園で、主役が全員主役に変わっている幼稚園!
・怪我をさせないために、公園内の遊具の撤去!(ジャングルジム、シーソー、ブランコなど)
・公園内でのボールを使用した遊び!(野球やサッカーなど)
・運動会で「紅組」VS「白組」がなくなる。騎馬戦や組体操がない。
本当につまらなくなりましたね。公園で遊ぶ子がいない。自分の家や他人の家で遊ぶ。もしくは、自宅から出ずに、テレビゲームを長時間する。
ますます、子どもたちの基礎体力や運動神経が悪くなることばかりですね。
その反面、学力が良くなっているかというと、私たちが勉強してきた教科書と今の教科書は、全く別物!
算数の教科書一つ取るにしても、考えさせないような計算の仕方の教え方。頭をなるべく使わないような。。。
効率的なのか、悩ませるということをさせないのか。といった、学力低下につながるような指導の仕方になってました。
親が子どもにレールをひいているように日本社会も子どもにレールを引いているのでしょうね。
将来の日本が心配です。
マニュアルがないと作業ができない。言われたこと・教えたことしかしない社会人。リスクを負うことをしたがらない。
など、誰でもできることしかしない世の中になってしまいますね。
そうなったら、働き手は、日本人でなくてもいい。ロボットが代わりにできるなら、ロボットの方が正確だから、ロボットにさせる。そうすると、人件費問題も解消や働き手不足の解消もできる。
なんて怖い世の中なんだ。
そうならないためにも、私は、まず息子たちに考えることの意味、競うことの意味、言われなくても、言わんとすることを察して動くようにする教育をしていこうと思います。私の方からは、子どもらに優秀な学校に行くレールを引こうとは思いません。子どもらが望むなら、手助けはしようと思ってはいます。
社会人になったときに、頭がいい同僚たちにどう勝ち抜いていくか。楽しみにしたいものです。