
本日の打ち合わせは、労務も含めて!
私が関与しているクライアント様ですが、若くて、いけいけどんどんといった調子の良い方です。
売上も順調に伸ばされており、利益も十分に確保されているので節税を提案しました。
もちろん本末転倒な節税は、お勧めしていませんし、させるつもりもありません。
今回は、経費になりながら別途積み立てのようなものを勧めました。また、ふるさと納税についても税金の前払いなのでそれも勧めました。
このように意味のあるキャッシュアウトを伴う節税方法をお伝えしておきました。
来年法人成りするので、それも踏まえて来年からは、給与から住民税や所得税を払わないといけないから今期の税金を少なくして来年の手取りを確保するという視点でお話ししました。
反省点としては、説明するときは、口頭だけでなく、資料やシミュレーションを見せながら説明すれば聞き取り側も理解しやすいのかなと思いました。
私も税金は嫌いですが、無駄な買い物してキャッシュが節税前より納税後の資金が減るという節税は意味がないと思っています。
それなら投資に使って、お金を増やしていくという考えの方が好きです。
労務の方では、現場に立つ従業員の行く末について!
現状、1月1日以外無休の店舗であり、ご自身がほとんど立たれているとのこと。休憩を回したりするため数時間は、誰と交代しているようですが、人を雇用するとなると福利厚生面などを考える必要が出てくることをお伝えしました。
理由としては、現場の人件費を減らしたいとのこと。確かにその考えも良いと思いますが、アルバイトで賄える仕事を事業主がするというこは、辞める必要があります。今後の課題ですね。
今回は、今いるアルバイトの方を正社員で雇用するという考えがあったため、助成金を使いませんか?ということで助成金アドバイザーに同席していただきました。
助成金を作るために必要な就業規則などもあわせて考えることに。
助成金を元手に就業規則とその方の年間社会保険料が賄えたら、会社としてとても助かりますよね。
就業規則は、また雇用するときに使えるので状況が変わらない限り再利用できますね。
福利厚生ということで、来年法人成りしたタイミングで退職金制度を入れようと思います。
もちろん中退共ではなく、企業型DCをいれるつもりです。
若い経営者なので、早めにとりかかると65歳に退任する時に、複利効果でシミュレーション結果が1億数千万円という数字になりました。
老後2,000万円問題も余裕でクリアし、裕福な生活ができる金額ですね。
ほんと、若いって得ですね。
むすび
私たち税理士は、税務や申告書作成するだけが本業ですが、私は、これは誰でもできることなので、価値がないと思っています。
業績を見たり、会社組織を見た時に、なにが提案できるのか?
損することはないのか?といった、知識のアップデートを必要としています。
2番手の提案では意味がないのです。なので、最新情報にアンテナを張っておく必要があります。
そうして、共に成長していくのです。
このことからも、低単価の顧問料をうたっている事務所や担当者1人あたりの担当件数が多い事務所に依頼しているお客様が本当にかわいそうになってきます。
ひとり税理士だからこそできること!ひとり税理士だから濃いサポートができること!担当者が変わらない強み!顧問料を高くしているだけの自信があること!仕事に責任を持っていること!
手厚いサポートが必要な方は、お声がけくださいませ!
また、周りの外部ブレーンも自分の仕事に誇りをもっているため、料金は高めですが良い仕事をしています。
士業もしょうかいできますので、なにかしようとお考えの方はひとまず長岡会計事務所の長岡までお問い合わせくださいませ。