
銀行とのやりとり!
今回、新設法人のお客様から銀行融資を受けたいから、直近の試算表までの作成の依頼を受けた。
帳簿をつけるために、いただいた会計資料を見てみると、法人名義の口座ができるまで、個人口座を利用しているパターン。
結構、このパターンは多いです。
経営者に聞くと、法人口座をどこで作ったら良いのか?
また、すぐに必要性を感じなかったなどのお声を頂戴することが多いです。
融資を受けたいけど、どこに申し込んだら良いのか?
など、色々なご相談を受けます。
個人通帳を法人口座として認識して入力してしまうと、全部の取引を仕訳に起こさないといけなくなる。
そうなると、プライベートな取引も社長への貸し借りで仕訳を切らないといけなくなるので、事業に関係するものだけを入力するに限り、個人通帳は、法人で口座として認識することはやめた方がよい!
銀行の担当者も、経営者にこういったことを伝えると、何を言っているかわからない。と融資の申し込みも進むことができず、両者によって、煩わしい時間、期間が過ぎてしまい。融資が流れることがある。
こういった時に私たち税理士の役目です。
銀行の担当者が欲しい情報を聞き、その情報を経営者から聞きながら仕訳に起こして提出する。
こういった時に税理士としてお客様の役に立っている。銀行の担当者の役に立っていると感じます。
ここからがスタート!!
今回は、私の住んでいるエリアの金融機関でなく、お客様の本店所在地の近くの金融機関での融資。
私は、こういった出会いを重宝しております。
というのも、近隣エリアの金融機関とは、地域の交流会などで知り合える機会がありますが、
遠方になると、近隣店舗から紹介していただくか、飛び込みで相談に行くかになる。
今回は、経営者様のお知り合いの経営者様からのご紹介とのことで、とてもありがたい!
こういった出会いを増やし、全国の金融機関様と知り合い、どこでもご紹介できるネットワークを増やしていきたいと思う。
そのためにも、まずは、目先の経営者様の融資を全力でサポートしたいと思います。
税理士でも、自身の融資を受けずに開業し、貯蓄を消費しながらお客様を獲得し、融資を受けずに行くケースもあります。
私は、やはり自身の経験を深めたかったので、融資を申し込み、どういった書類を金融機関は欲しがっているのか、どういった書類を用意すると金融機関に喜んでいただけたのかを実感することができ、答え合わせができたという実績ができました。
税理士は、税務だけと割り切る税理士もまだまだいっぱいいます。
決算が終わるとこの決算書を金融機関に提出しておいて、渡すのみの税理士もさぞかし多いかと思います。
私は、ある工夫をしているため、金融機関の担当者に喜ばれます。
今回も、決算が終わるとそれを実行して、また反応を見てみたいと思います。
むすび
今回も改めて実感できました。
経営者と金融機関の間に立つことによって、融資の申し込みがスムーズにことが進むということ!
ここに、税理士というお役立ちがやはりあるということ。
創業融資になるので、経営者に金融事故などなければ、問題なく審査に進むだろうと思います。
あと、必要に応じて、経営者にお聞きして短期の事業計画を作成しても良いかと思っています。
追加融資なども状況に応じて、必要書類を変えたり、必要時期を前もって先読みし、融資を実行するなど、先読む力が必要となります。
また、保守的な数字で短期の事業計画を立てることで金融機関も納得できる書類になります。
これが、できる創業したての経営者は、なかなかいないのでここにも私たちの存在意義があるのではないかと思います。
顧問契約を結んでいないけど、追加融資を受けたい。創業融資を申し込みたい。などございましたら、スポットでも受け付けていますので、一度、こちらよりお問い合わせください。
※2期連続赤字のお客様、個人的に金融事故や多重債務の方は、お力になれない場合が多いと思いますので、こちらに該当しない方のみとさせていただいております。