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今日は、所属支部の研修会に参加してきました!

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税務署の人事異動後の研修(顔合わせ等)!

今回は、税務署の人事移動があった後の毎年恒例の研修会となります。
新しく就任された税務署長もご参加され、個人所得税、個人資産税、法人税&消費税の今年度改正内容についての紹介。
大阪万博で国税庁や国税局が行なっている取り組みについても、お話を聞くことをができました。

勉強になったこともたくさんあり、自己研鑽できたかと思います。

参加してみると、どういった方々が参加しているのかがよくわかります。
事務所運営という大役を終えられた方、実務から一線を引いた方々、事務所運営は後継者がしているのだろうと思わせる方々がほぼ7割いたのではないかと思います。

そんな中、ふと隣の席の前方を見てみると、見たことのある方が座っていました。
以前勤めていた事務所にお手伝いに来られていた税理士先生が座っていました。
休憩時間にお声がけをして、少し会話を楽しみました。
その先生は、第2部以降も参加されるとのことで、私は、予定があり、第1部で退出しました。

税理士が手伝えるもの、手伝えないもの!

私たち税理士がお客様にお手伝いできることといえば、帳簿作成、申告書作成、税務相談です。
手伝えないものの代表的な例としては、「脱税」や「粉飾」です。

最初は、なにが経費になり、なにが経費にならないのか、わからない方が多く、初期指導で改善を促していきます。
それでも、改善できない方々については、残念ながら、弊社ではお力添えすることができません。

といいますのも、他のクライアントに迷惑がかかるからです。
脱税指南などを税理士がすると、「業務停止」や「業務禁止」となるためです。
そうなると、税理士業ができないため、今、ご支援させていただいてるクライアント様とは、契約を打ち切らなくてはなりません。

また、免許剥奪などにつながり、苦労してとった資格を一瞬で失います。

税金が好きな人はいないと思います。私も税金は嫌いです。
ですが、企業を成長させるためには、自分の生活水準を上げていくには、利益を出し、税金を払っていく必要があります。

もちろん、無駄な税金を支払う必要はございません。節税できるところは節税すれば良いのです。
※税金が嫌いなために、決算対策として、必要でない備品消耗品を購入。は、キャッシュ面で言うと税金払う以上に減るパターンが多いです。

むすび

今回の研修に参加させていただき、色々と勉強し見直すところが発見できました。
税理士は、お客様と行政との間の立場。私にお金を払っていただくのは、お客様。
しかし、この関係性上、立場がどうしても、「お客様 > 税理士」になりがちです。
その結果、無茶なお願いなどを聞いてしまうケースがあるようです。

しかし、こういった立場では、残念ながらお互いのためにもなりません。
力関係が上下となってしまうと、無知な部分の情報提供をやめてしまったり、関係が希薄になったりとパートナー関係という立場がなくなってしまうためです。

お金を払っていただいてる以上、お客様には損をさせたくない。こういったことも考えられませんか?など、違った視点でお話しができる。
お客様の事業をより知りたくなる。または、知らないがため、お客様が提供している商品を買う、利用するなど、お客様目線での意見を発信することができ、気づきを与えたりできると思っています。(お客様のニーズを把握するのは、とても重要です。)

関わったクライアント様には、やはり繁盛していただきたいし、悩みを少しでも分かち合っていただきたい解決したいし、最終、出口戦略(企業売却、廃業、承継など)も一緒に考えていきたいと思っています。

なので、お金を払った人がえらいではなく、対等な立場で心割ってお話しできる関係性がより良い関係性かと思います。

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